「5月3日に発生した食物アレルギーの誤提供について」
令和6年5月3日にご宿泊いただいた食物アレルギーをお持ちのお客様に対し、事前に入念にお客様から、アレルギー食材についてのご連絡を頂いていたにも関わらず、対象の食材を提供するという重大な過失がございました。
幸い、お客様のご判断により、口にされることはございませんでしたが、楽しみされていたご宿泊、そして信頼していただきご提供したお食事に対して、大きなご不安を与えてしまいましたこと、大切なご旅行を台無しにしてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。
またアレルギー食材は、提供後にお客様からのご指摘で判明し、当館の未熟さを痛感致しました。
食物アレルギーのあるお客様に対し、対象のアレルギー食材を提供するということは、命の危険性もあるということを、私共も様々な機会で勉強していたにも関わらず、この度のこのような失態に深く反省しております。
今後、このような事態を二度と起こさないために、以下のことを実施いたします。
① 食物アレルギーのご連絡をいただき次第、食物アレルギーシートを作成し、関係部署へ周知。そのシートを基準に、料理変更内容を作成する。当日は、調理段階、配膳段階、料理提供段階でシートと照合しながら、アレルゲンの除去ができているか、どのような食材と料理に変更したのかの確認を行うとともに、お客様へ説明を行う。
② 食物アレルギーについての知識を深めるための社員教育を3か月に1度実施する。
③ 食物アレルギー(乳、小麦、卵)をあらかじめ除去した献立を作成。食物アレルギーを持つお客様に対し、安心してお食事、ご滞在を楽しんでいただけるよう改善する。
この度の失態について、お客様から大変貴重なご指導を賜り、深謝申し上げます。
これからも、皆様から愛され、ご支持いただけ、何より安心してご滞在いただける宿泊施設を目指して、社員一同全力で取り組んで参ります。
あわかん
女将 上村早苗
社員一同